おおいし きみひこ 大石 公彦
講座担当教授
診療部長
代謝・遺伝・消化器班
小児科学講座は大正11年2月11日に台湾総督府医学専門学校教授から招聘した戸川篤次先生を初代教授として創設された講座です。2022年2月に創立100周年を迎えました。毎年2月11日の小児科学講座の創立記念日に、小児科学講座同窓会を開催しています。戸川教授以来、講座は高橋次郎教授、酒井潔教授、國分義行教授、前川喜平教授、衞藤義勝教授、井田博幸教授に引き継がれ、東京慈恵会医科大学と共に発展を遂げてまいりました。2021年に大石公彦が第8代教授に就任し現在に至っております
戸川篤次教授 就任
小児科学講座 創設
高橋次郎教授 就任
酒井潔教授 就任
国分義行教授 就任
国分義行教授を会頭に第82回日本小児科学会開催される。
前川喜平教授 就任
前川喜平教授を会頭に第100回日本小児科学会開催される。
衞藤義勝教授 就任
総合母子健康医療センター 開設
衞藤義勝教授を会頭に第10回国際先天代謝異常学会開催される。
井田博幸教授 就任
01月:外来棟・母子医療センター(N棟)開設
12月:N棟が総合周産期母子医療センターに指定
大石公彦教授 就任
病気の子どもたちを助けるために何ができるか?それが慈恵医大小児科スタッフの研究への原動力です。子どもたちやそのご家族の抱えている問題点を臨床の現場で拾い上げ、それをどのように解決するための探究を続けることが私たちの理念です。
病は子どもたちの様々な身体のシステムを脅かします。そのすべてを網羅するため、慈恵医大小児科学講座は10の研究班を運営しています。それぞれが専門性を持った臨床・基礎研究に励み、最新の疾患概念や病態生理の理解、新たな診断法や治療法の確立を目指しております。
小児専門病院をはじめとする多くの関連病院と多施設共同臨床研究を行うだけでなく、本学基礎医学講座、国立成育医療研究センター、東北大学、北海道大学、筑波大学などの施設と基礎研究における共同研究も進めております。また、海外留学も積極的に勧めており、常に数人の若手医師が欧米の一流施設での研究に邁進しております。