MENU
MENU

ニュース

大石公彦教授がIPA Standing Committeeメンバーに選出されました
NEWS

 2025年5月8日から11日にかけてメキシコシティで開催された第31回International Pediatric Association(国際小児科学会、IPA)大会において、講座担当教授の大石公彦が日本小児科学会からの推薦を受け、アジア太平洋地域代表としてIPAのStanding Committee(常任委員)に選出されました。

IPAは、世界140以上の国・地域の小児科学会が加盟する国際組織であり、小児保健の向上と医療格差の是正を目的に、政策提言や学術大会の開催、人材育成支援など多岐にわたる活動を展開しています。WHO(世界保健機関)やUNICEF(国連児童基金)とも連携し、グローバルな視点で小児医療の推進に取り組んでいます。

Standing Committeeは、IPAの執行部を補佐する重要な諮問・実務機関であり、地域代表を含む少数精鋭のメンバーで構成されています。理事会の審議や各種プログラムの運営に携わり、国際小児医療の発展に寄与しています。

大石教授はこれまで、米国および日本において小児医療と医学教育に長年従事し、特に新生児スクリーニングや希少疾患に関する国際的な研究や政策協力に深く関わってこられました。今後は、IPAの一員として国際的な小児医療・小児保健の課題に対し、日本およびアジア太平洋地域を代表して積極的に貢献されることが期待されます。

当講座一同、今回の選出を心よりお祝い申し上げるとともに、大石教授が今後、国際的な活動を通じて小児科学講座のさらなる発展に大きく貢献してくださることを期待しております。