MENU
MENU

小児科でよくみられる病気

慢性肺疾患(CLD: Chronic Lung Disease)
Childhood Illnesses

早くに生まれた赤ちゃんは、人工呼吸器の長期使用や出生時の感染症などにより、未熟な肺にダメージを受けてしまいます。肺が壊れたり治ったりを繰り返して肺の機能が障害され、急性期以降にも酸素投与や人工呼吸器による呼吸のサポートが必要になることがあります。生後28日、もしくは修正36週の時に酸素投与が必要かどうか、特徴的な胸部レントゲン所見があるかなどで診断します。なるべく短い期間で適切な人工呼吸器管理や酸素投与を行い、肺に優しい治療を行うことが大切です。治療はステロイド投与や適切な水分管理や利尿薬の投与などを行います。