腎臓班の坂口晴英(平成29年卒)が宇都宮市で9月28―29日に開催された第54回日本腎臓
学会東部学術大会において、栄えあるプログラム委員長賞を受賞しました!この快挙は、
小児腎臓病治療の最前線で日々奮闘する彼の卓越した研究と臨床経験が認められた証です
。
坂口医師は現在、全国屈指の症例数を誇る埼玉県立小児医療センター腎臓科で、日々研鑽
を積んでいます。今回の受賞は、彼が経験した「免疫抑制療法が有効であったNPHS1遺伝
子異常を伴う乳児ネフローゼ症候群」の症例報告によるものです。この稀少かつ難治性の
疾患に対する新たな治療アプローチは、多くの小児患者とその家族に希望をもたらす可能
性を秘めています。
慈恵医大小児科は、国内外の学会で活躍できる人材の育成に力を注ぎ、次世代の医療を担
う優秀な小児科医を世に送り出すことを使命としています。
