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小児科でよくみられる病気

脳腫瘍
Childhood Illnesses

小児がんの中で第2位をしめる小児期最も多い固形腫瘍です。他の小児がんと同様に治療は大きく進歩してきましたが、全部で100種類以上の腫瘍があり、腫瘍の違いに加え、さらに年齢や腫瘍の発生する部位によって診断・治療を使い分ける必要があり複雑になること、治療による障害が成人に比べて大きくなりやすいため治療方法の選択に制限があることから、現在、小児がんの中で最も命を脅かす病気となり、合併症・後遺症が最も多い病気となっています。こうした大きな制限もある中で、様々な問題を克服しながら、救命の更なる向上と障害の軽減を目標に私たちは診療を続けております。診断には画像診断・病理診断のほか分子診断も必要な場合があり、治療も病気ごとに、さらには個々に最適な治療を選択し進めていく必要があります。このため、関連各科と共同した集学的な診断・治療を進めるとともに、治療中から治療後まで長期にわたって子供たちとご家族を支えることができるよう多職種共同の支援体制を築いて支援を続けております。