東京慈恵会医科大学小児科学講座は、カシオ計算機株式会社と共同でAIペットロボット“Moflin(モフリン)”を小児病棟に導入いたしました。本取り組みは、無菌病棟で入院生活を送るこどもたちの心に寄り添い、日々の不安や緊張が少しでも和らぐ環境を現場とともにつくっていくことを目的としたものです。
■東京慈恵会医科大学 小児科学講座担当教授 大石公彦のコメント
医療は、治療の成績だけで成り立っているものではありません。特に入院生活が長く、環境の制限が大きいこどもたちにとっては、「どう過ごすか」「どう感じるか」も、治療と同じくらい大切だと日々感じています。
無菌病棟では、医療者が寄り添いたくても、どうしても手が届かない時間や場面があります。今回の取り組みは、そうした隙間を埋めるために、医療とは少し異なる存在をそっと病室に置いてみよう、という試みです。
“Moflin”が特別なことをする必要はありません。ただ、こどもたちのそばにいて、入院生活の中に少しだけ安心できる時間や、気持ちが緩む瞬間が生まれれば、それで十分だと思っています。
慈恵医大小児科では、医療従事者だけでこどもたちを支えきれない現実から目を背けず、どのような形であれば力になれるのかを、現場で考え続けてきました。この取り組みも、その延長線上にあります。こどもたちの反応や、ご家族の声に耳を傾けながら、この試みを現場に根づくものとして、丁寧に育てていきたいと考えています。
詳細は、東京慈恵会医科大学広報ホームページ(https://www.jikei.ac.jp/press/detail/?id=42657)および、以下のリンクをご覧ください!
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2月19日付の日本経済新聞 朝刊および電子版に掲載されました
掲載記事:
「カシオ、ペットロボ「モフリン」を大学病院の小児科に試験導入」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC185E80Y6A210C2000000/
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