診療のご案内

病棟案内

小児内科系、外科系における入院診療は総合母子健康医療センターの2E病棟(E棟2階)および4E病棟(E棟4階)で行っております。以下に入院病棟である2E病棟(NICU, PICUも含む) 、4E病棟を皆様にご紹介いたします。

2E病棟

2E病棟は26床のベッドからなる小児患者さんの混合病棟です。内2床は陰圧の感染隔離に対応した個室となっております。スタッフは看護師23名、看護補助員2名、事務1名、病棟薬剤師2名が各科医師や他のコメディカルと協力して診療を行っております。
同一フロアー内にNICU、GCU、PICUが併設されているため、当病棟では主に乳児期から幼児期の患者さんで高度先進医療が必要な患者さんの治療を行っております。
特にNICUからのキャリーオーバーの患者さんやPICU退室後も高度管理を必要とするような先天性心疾患患者さん等の治療を行っており、HCUと位置づけられる診療を行っております。

さらに当病棟には看護師の他に1名の保育師が配属されており、患者さんの月齢に合わせた発達を促すような保育を疾患の治療と同時に行っております。

2E病棟に併設されているユニット

NICU, GCU 
NICU(Neonatal Intensive Care Unit、新生児集中治療室)は、早産で生まれた新生児、出生時より呼吸障害を認める満期で生まれた新生児、あるいは先天性疾患で複雑な処置を要する新生児といった集中治療を要する赤ちゃんを対象とした特殊部門です。
当母子センターのNICU部門は、NICU 9床、GCU(後方病床)18床から構成され、NICU専属の小児科医が6人常勤し、24時間体制で診療にあたっております。年間入院数は約180例、うち人工呼吸管理症例の年間入院数は約80例、出生体重1500g未満の極低出生体重児出生体重児の年間入院数は約50例(うち1000g未満の超低出生体重児は約20例)であり、その実績が認められ、日本周産期新生児学会専門医制度研修基幹病院として認定されております。院内で出生した低出生体重児、病的新生児のほか、東京都周産期医療ネットワークの一員として、東京都内および近県で出生された入院加療の必要な新生児の搬送も24時間体制で受け入れております。超低出生体重児の管理、一酸化窒素吸入療法をはじめ、現時点で施行しうる全ての新生児治療が可能であり、小児心臓外科、小児外科、小児脳外科、形成外科との協力を密にしながら、多科にわたる複雑な疾患を有する新生児についても積極的に対応しております。
当NICUでは救命救急的な治療もさることながら、患児およびそのご家族のQOLの向上を日常の医療の最重要課題と考えております。病棟内でのファミリーケア、ソーシャルワーカーを交えた社会的サポート、臨床心理士を交えた心理的サポートなど、NICUを中心とした包括的、全人的な医療を目標として努力しております。
PICU
PICUは2006年4月に総合母子医療センター小児科2E病棟内に入院患者数の増加に伴い現在の4床に増床され現在に至ります。年間約100名の重症入院患者の集中治療を行なっています。
小児看護のトレーニングを積んだ専任ナース、臨牀工学部技師、小児科学会専門医、小児専門外科系医師(小児外科、小児心臓外科、小児脳神経外科、形成外科)が配置されており、綿密な連携のもとに小児患者に多い様々な合併疾患に対応が可能です。
多くの入室患者は先天性心疾患の術後です。その他、呼吸器疾患、脳神経外科術後患者など多岐に渡る疾患に対応しています。そのほとんどの患者が人工呼吸管理を必要としている患者です。
低出生体重時、横隔膜ヘルニア、食道閉鎖などの疾患はNICUの対象となります。

主な設備と集中治療の実際

  1. 全身麻酔下における人工呼吸管理(術後患者、重症急性細気管支炎、気管狭窄など)
  2. 心機能、呼吸機能の低下に対する経皮的心肺補助(拡張型心筋症、劇症型心筋炎など)
  3. 腎不全患者に対する腹膜透析
  4. 持続的血液ろ過療法、血漿交換(川崎病、先天性代謝疾患など
  5. 一酸化窒素吸入療法(肺高血圧症、呼吸窮迫症候群など)
  6. 低酸素療法(肺血流が増加する先天性心疾患)
  7. 脳圧モニター(水頭症、脳腫瘍など)

面会時間

午後2時から8時。
平日16時、土曜日は14時から当直医への申し送りがあるので、一時退室していただきます。

4E病棟





4E病棟は45床のベッドからなる小児患者さんの混合病棟です。内2床は重症患者さんに対応した観察室となっております。スタッフは看護師25名、看護補助員1名、事務1名、病棟薬剤師2名が各科医師や他のコメディカルと協力して診療を行っております。

当病棟では主に乳児期後期から学童期の患者さんを対象にしております。さらに小児期発症疾患キャリーオーバーの成人患者さんでより細かなケアの必要な患者さんの入院にも対応しております。

この病棟では小児腫瘍患者、小児外科系患者さんが主に治療を受けており、長期の入院になることもしばしば経験します。そのため、長期間の入院でも患者さんの発達や社会性が十分サポートできるような工夫をしております。まず、常勤の保育師が5名(うち1名は2E担当)おり、特に幼児期の患者さんの発達のケアを行っております。病棟内にプレイルームを設け、体調が許す患者さんの合同保育や季節の催しを行っております。学童期の患者さんに対しては東京都立城南養護学校と提携し訪問授業を行っております。このようにして入院されていてもなるべく普段と変わらないような生活を送っていただけるようにしております。そして当センターの特色でもある診療科、職種を超えた包括的医療が実践されております。

専門外来

大学附属病院