診療のご案内

入院診療

小児科では総合母子健康医療センターの2E病棟(E棟2階)および4E病棟(E棟4階)において新生児班、循環器班、血液腫瘍班、総合診療班からなる4つの診療グループで小児科領域の様々な疾患の診療にあたっております。 
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以下に各診療班の紹介をいたします。

新生児班

新生児班ではNICU専属の小児科医が6人常勤し、24時間体制で診療にあたっております。
当センターの新生児部門は、NICU 9床,GCU(後方病床)18床から構成され、年間入院数は約180例、うち人工呼吸管理症例の年間入院数は約80例、出生体重1500g未満の極低出生体重児出生体重児の年間入院数は約50例(うち1000g未満の超低出生体重児は約20例)です。近年その実績が認められ、日本周産期新生児学会専門医制度研修基幹病院として認定されております。院内で出生した低出生体重児、病的新生児のほか、東京都周産期医療ネットワークの一員として、東京都内および近県で出生された入院加療の必要な新生児の搬送も24時間体制で受け入れております。超低出生体重児の管理、一酸化窒素吸入療法をはじめ、現時点で施行しうる全ての新生児治療が可能であり、小児心臓外科、小児外科、小児脳外科、形成外科との協力を密にしながら、多科にわたる複雑な疾患を有する新生児についても積極的に対応しております。
当NICUでは救命救急的な治療もさることながら、患児およびそのご家族のQOLの向上を日常の医療の最重要課題と考えております。病棟内でのファミリーケア、ソーシャルワーカーを交えた社会的サポート、臨床心理士を交えた心理的サポートなど、NICUを中心とした包括的、全人的な医療を目標として努力しております。

循環器班

循環器診療グループは主に先天性心疾患、心筋症、心筋炎などの主に心機能の異常をきたす疾患の診断、治療を行っています。
母子期センターの特色を生かし、妊娠中に何らかの心臓病と診断された赤ちゃんにおいては出生前から最善の治療方針を検討し実践しています。また手術を行う心臓外科との連携を密に行い最適な手術適応、手術時期を決定しています。さらに心臓病以外の合併症を有する患者様には集中治療部、小児脳神経外科、小児外科、形成外科、耳鼻咽喉科とも協力し最善な治療方針を決定しています。心臓カテーテルは2000年以降1000例以上の患者さんに施行し近年では経皮的肺動脈形成術、動脈管塞栓術などの治療も増加しています。
診療は日本小児循環器学会専門医の資格を有する医師の他、レジデント、研修医で担当します。

血液腫瘍班

血液腫瘍班では年間約50~60名の腫瘍性疾患、血液疾患の患者様が入院します。疾患の主な内訳は白血病、神経芽細胞腫など固形腫瘍、特発性血小板減少性紫斑病、再生不良性貧血等です。また当グループの特徴として国立がんセンター中央病院眼科と連携した網膜芽細胞腫の眼球温存療法の患者さんを多く治療いたしております(年間約10~15名)。また当院小児脳神経外科とグループを組み小児脳腫瘍患者さんの内科的治療も多く行っております(年間約5~10名)。
その他小児外科、病棟看護師、病院保育士、臨床心理士と密接に連携をとり患者さんを治療の中心に据え、当センターの理念でもある包括的な医療を積極的に実践しております。

総合診療班

総合診療班では小児科領域全ての救急疾患の管理をはじめ、感染性疾患、アレルギー性疾患、神経疾患、代謝性疾患、内分泌疾患、腎疾患など、それら重症度に関係なく幅広く診ております。症状が多臓器に渡る場合は、問題点を整理し、患者さんやご家族の背景も考慮した上で最善な治療方針を決定し、最適な医療を提供するように心がけております。他病院からの紹介患者さんで、症状だけでは担当の診療科を決められない場合、各種診察・検査等により治療方針を決定し、適切な診療科に引き継ぐ橋渡し的役割も行っております。 また特定の診療科に通院中の患者さんに生じた合併症の管理、外科疾患で通院中の患者さんの内科的問題の解決や手術前後の集中治療管理も同時に担っております。 臨床研修ではあらゆる小児科領域の疾患を全人的に診ることができるよう、教育することを目標として掲げております。

専門外来

大学附属病院